法人・企業の皆さまへ

新人を変えるのではなく、環境を整える。

Koharuが考える「職場の環境設計」

「わからないことがあったら、何でも聞いてね」

新人さんを迎えるとき、
そんなふうに声をかけている職場は多いと思います。

でも実際には、

「忙しそうで、声をかけられない」

「こんなことを聞いたら、どう思われるだろう」

「一度教えてもらったことだから、もう聞けない」

そんな気持ちから、
わからないことを抱えたまま仕事をしている新人さんがいます。

一方で、教える側からすると、

「わからないなら聞いてほしい」

「もっと自分から動いてほしい」

「ちゃんと教えているつもりなのに……」

そんな思いがあるかもしれません。

どちらかが悪いわけではないのに、
少しずつ、すれ違ってしまう。

私は、こうした職場の問題を考えるとき、

「その人自身」だけではなく、 「その人を取り巻く環境」を見ることが大切なのではないか

と考えています。

「人」だけを変えようとしない

新人さんが仕事になじめない。

なかなか質問してくれない。

ミスが続いている。

自分から動けない。

そんなとき、

「もっと積極的になってもらおう」

「本人の意識を変えよう」

と考えることがあります。

もちろん、本人が経験を重ね、成長していくことも大切です。

でも、その前に見てみたいことがあります。

質問しやすい関係になっているだろうか。

仕事の流れは、新人さんにもわかるようになっているだろうか。

失敗したときに、次の相談ができる空気があるだろうか。

人の行動は、その人の性格や能力だけで決まるものではありません。

周りとの関係や、仕事の仕組み、そこに流れている空気によっても変わります。

だから私は、

新人を変えるのではなく、 新人が安心して働ける環境を整える。

という視点を大切にしたいと思っています。

Koharuが考える「環境設計」

私はこれから、企業・法人の皆様に向けて、

「職場の環境設計」

をKoharuの仕事の大きな柱として取り組んでいきたいと考えています。

難しいものをつくることではありません。

新人さんが、

「わからない」と言える。

「助けてください」と言える。

次に何をすればいいのかわかる。

失敗しても、もう一度やってみようと思える。

そして、

「ここなら働いていけそう」

と思える。

そんな環境を、職場の皆さんと一緒につくっていくことです。

そのために、大きく3つの視点から職場を見ていきます。

① 関係性を整える

「わからない」と言える関係をつくる

新人さんにとって、
わからないことがあるのは当たり前です。

でも、

「こんなことを聞いたら怒られるかもしれない」

「忙しそうだから、あとにしよう」

「前にも教えてもらったから聞きにくい」

そんな小さな不安があると、
質問すること自体が難しくなります。

そして、聞けないまま仕事をする。

ミスをする。

さらに聞きづらくなる。

そんな悪循環が生まれることがあります。

だからまず、

安心して「わからない」と言える関係をつくる。

質問されたときの受け止め方。

普段の声のかけ方。

困っていることに気づくための関わり方。

毎日の小さなコミュニケーションを見ながら、安心して話せる関係を整えていきます。

② 仕事の仕組みを整える

「何をすればいい?」を減らす

新人さんが迷っているとき、

「まだ仕事を覚えていないから」

と思ってしまいがちです。

でも、少し違う角度から見てみると、

仕事の順番がわかりにくかったり、

人によって教え方が違っていたり、

困ったときに誰に聞けばいいのかわからなかったり

仕事そのものの「わかりにくさ」が隠れていることがあります。

そこで、

仕事の流れ。

手順

役割。

困ったときの相談先。

そうしたものを整理して、

新人さんから見ても「次に何をすればいいか」がわかる形

にしていきます。

すべてを細かなマニュアルにすることが目的ではありません。

迷ったら自分で確認できる。

それでもわからなければ、人に聞ける。

そんな仕組みをつくることが大切だと考えています。

③ 職場の空気を整える

「ここにいて大丈夫」と思える職場へ

職場には、目には見えない「空気」があります。

忙しいから話しかけづらい。

失敗すると責められそう。

弱音を吐いてはいけない。

周りが頑張っているから、自分も無理をしなければならない。

こうしたことは、
マニュアルには書かれていません。

でも、そこで働く人の気持ちや行動には、大きく影響します。

反対に、

困ったときには助けを求められる。

失敗したときには、
「じゃあ、次はどうしようか」と一緒に考えられる。

小さなことでも声をかけ合える。

そんな空気があれば、新人さんは少しずつ安心して仕事を覚えていくことができます。

職場の空気は、
誰か一人が頑張って変えるものではありません。

毎日の小さな関わりを少しずつ見直しながら、

「ここにいて大丈夫」

と思える文化を育てていきます。

カウンセラーだからこそ、できる環境設計を

Koharuが行いたい環境設計には、
カウンセラーとしての視点があります。

ただし、職場の人を心理的に分析したり、

「この人の性格に問題があります」

と決めつけたりするためのものではありません。

むしろ、その反対です。

目の前にいる人が困っているとき、

「この人の何が問題なのだろう」ではなく、 「この人は今、何に困っているのだろう」

と考える。

そして、その人だけを見るのではなく、

周りとの関係や仕事の仕組み、職場の空気まで見ていく。

人の心と環境は、
切り離して考えることができないからです。

新人だけに頑張ってもらわない

環境を整えることは、
新人さんを甘やかすことではありません。

何でも周りがやってあげることでもありません。

むしろ、

安心して質問できる。

仕事の流れがわかる。

困ったときに助けを求められる。

そんな土台があるからこそ、
新人さん自身が少しずつ考え、行動し、仕事を覚えていくことができます。

そして環境を整えることは、
新人さんだけのためでもありません。

新人を教えている先輩。

現場をまとめている上司。

採用や育成を担当している方。

教える側にも、

「何度説明すればいいんだろう」

「どこまで手をかければいいのかわからない」

「自分の仕事をしながら教えるのが大変」

そんな悩みがあります。

新人だけに頑張ってもらうのでもなく、

教える人だけに頑張ってもらうのでもない。

誰か一人の頑張りに頼らなくても、人が育っていける環境をつくる。

それが、Koharuが目指す環境設計です。

「人が辞める」を、人だけの問題にしないために

せっかく採用した新人が、
職場になじめない。

質問できない。

自信をなくしていく。

そして、辞めてしまう。

そんなとき、

「本人に合わなかった」

という言葉だけで終わらせてしまうのは、
少しもったいないと私は思います。

もしかすると、

関係性を少し変えることができたかもしれない。

仕事の流れをもう少しわかりやすくできたかもしれない。

職場の空気の中に、見直せるものがあったかもしれない。

もちろん、すべての離職を防げるわけではありません。

それでも、

人が安心して働くために、環境側からできることはある。

私はそう考えています。

「ここなら働いていけそう」を増やしたい

仕事は、一日の中でも多くの時間を過ごす場所です。

だからこそ、

怖さを我慢しながら働くのではなく、

わからないことを聞けて、

困ったときには助けを求められて、

少しずつ仕事ができるようになっていく。

そんな職場を増やしていきたい。

新人さんも。

教える人も。

管理する人も。

そこで働く人たちが、
今より少し安心して働けるように。

人を変える前に、環境を整える。

カウンセラーとして培ってきた心理学の視点を生かしながら、

「関係性」 「仕事の仕組み」 「職場の空気」

この3つを大切に、

Koharuは、安心して人が育っていける職場の「環境設計」に取り組んでいきます。


法人・企業の皆様へ

新人育成や職場づくりについて、

「どこから見直せばいいかわからない」

「今起きている問題を、一度違う視点から考えてみたい」

という段階でも構いません。

現在の職場のお困りごとを伺いながら、
一緒に整理するところから始めていきます。

ご相談・お問い合わせについては、

こちらから。